座間市連続殺人事件から考える教訓~Twitterの使い方~
どうも、くぼじゅんです。
今日は座間市連続殺人事件について、僕が感じたことを記事にしていきます。
ご存知の方も多いと思いますが、まずは改めて事件の概要を説明します。
神奈川県座間市で起こった凄惨な殺人事件。
短期間で男女9人が一人の男性によって殺害され、遺体をバラバラにされました。
容疑者はTwitterで「死にたい」とツイートしているユーザーにメッセージを送り、
被害者を呼び出してアパートで殺害したとみられています。
とても恐ろしい事件です。
人を殺してバラバラにするなんて、尋常な神経ではできないでしょう。
現場を想像しただけでぞっとします。
●SNSの怖さ
容疑者はTwitterやLINEなどのSNSを利用し、被害者とコンタクトを取っていました。
Twitterでは「死にたい」などネガティブなツイートをするユーザーを狙って、
接触を図っていました。
この事件はSNSに対する認識の甘さから起こってしまったことだと思います。
SNSは本当に便利なツールですが、その反面使い方によってはユーザーを危険に晒します。
ツイートをする前に、そのツイートがどういう影響を与えるか、考えてみてください。
「バイト先の冷蔵庫に入ってみた」というツイートが見つかった時、世間がどういう反応をしたか思い出してみてください。
ニュースでも大きく取り上げられ、ネットでは「バカッター」と呼ばれたりと一時的に社会現象となりました。
「○○(個人名)を殺す」とか「××(建物)を爆発する」とツイートをしたら、
誰かに通報され、すぐに警察が飛んできますよね。
本当にその気が無くても、文章だけではその意思を確認することはできません。
本人にとっては些細なツイートでも、時に社会や警察を動かすまでの大事になってしまうのがSNSの拡散力の怖さです。
●「死にたい」というツイート
被害者は「一緒に死ねる方募集」というツイートしていたようです。
これに反応したのが一連の容疑者です。
「一緒に死ねる方募集」
結果的にこのツイートが被害者が殺害されてしまうきっかけとなってしまいました。
ツイートをする前に一歩踏みとどまり、そのツイートが与える影響をよく考えましょう。
●本当は死にたくなかった。
容疑者は警察の調べに対し、次のように話しています。
「女性たちは『死にたい』と言っていたが、会ってみると本当に
死にたいと思っている人はいなかった。私がしたことは殺人です」
容疑者の供述が真実だと仮定すると、なぜ被害者たちは死にたいと思っていないのに
「死にたい」と言うのか。
ここからは僕の想像ですが、
被害者たちはただ話を聞いてほしいだけだったのではないでしょうか?
誰かに悩みを相談したい、構ってほしい、そういう気持ちが強くて「死にたい」と
言ってしまったのではないでしょうか?
被害者は死にたくなかった。
しかし殺害されてしまった。
「死にたい」と発信したから。
自分の言葉に責任を持ちましょう。
絶対に「死にたい」なんて言ってはいけません。
それでは、今日はここまで。
またお会いしましょう。