合気道について~受け身・中級編~継続は力なり
どうも、くぼじゅんです。
高校時代から合気会系の合気道を始め、2017年に三段を取得しました。
合気道の楽しさ、魅力をもっと大勢の方に知っていただきたい。
そんな思いで合気道系の記事を書いております。
今日は合気道の受け身について、中級編を書いていきます。
初級編では、基礎的な受け身のやり方や、受け身の種類について紹介しました。
今回は合気道の受け身の練習方法について書いていきます。
ある程度受け身の稽古に慣れてきた方や、もっと受け身を上達したい!と思っている方に是非、読んでいただきたいです!
合気道について~受け身・中級編~継続は力なり
●一人で受け身の練習をする時のポイント
多少受け身に慣れてきたら、一人で受け身の練習をしましょう。
飛び受け身は一人でやるのは難しいので、後ろ受け身、前方回転受け身、後方回転受け身を行いましょう。
前回も書きましたが、気を抜いていたり、不完全な状態での一人練習は危険です。
頭を打って大事故につながる危険性があります。
受け身の稽古は一人でもできますが、できれば誰かに見てもらいながら行うのが良いでしょう。
●後ろ受け身~倒れる瞬間にしっかり両手で畳を叩こう~
倒れて立ち上がるまでが1セットです。
立ち上がる時は手を畳に着かず、足を上げた反動と腹筋の力で立ち上がれるようになりましょう。
こうすることで首や腹筋に筋肉がつき、合気道を行う上での身体作りができます。
何回も練習して、どんな技にも対応できるようになるといいですね!
無理に連続で練習する必要はありません。
疲れてきたら休む。特に首の筋肉は頭を打たないために相当な負荷が掛かっています。
適度に休憩をはさんで、少しずつ回数を増やしていきましょう。
●前方回転受け身~あごを引いて真っ直ぐ回転しよう~
前方回転受け身も回ってから立ち上がるまでが1セットです。
ポイントはあごをしっかり引いて、真っ直ぐ回ることです。
あごは自分の帯の結び目を見るようなイメージを持つと綺麗な姿勢で受け身が取れ、
頭を打つのも防げます。
初心者の方は手を畳に付ける位置やタイミングが合わず、回転できても曲がってしまうことがあります。
そんな時は畳の境目の線に沿って手を付けて回ってみましょう。
真っ直ぐ受け身を取るための目安になるのでおススメです。
慣れない方が連続で行うと目が回ってしまうこともあるので、適度に休みながら行いましょう。
●後方回転受け身~頭を打たないように細心の注意を!~
後方回転受け身はやはり初心者にとって鬼門です。
一人で行えるようになるには、平均で1か月くらいかかりますね。
勢いをつけて回ろうとすると、頭を打ってしまう危険性があるので気を付けましょう。
前方回転受け身同様、自分の帯の結び目を見るといいでしょう。
後ろに倒れる恐怖心から、後ろを見ながら倒れてしまい上手く回れない方が多いです。
怖い場合は膝立ちの状態から始めたり、お尻を畳に付けた状態から行うと良いでしょう。
最終的には立った状態で後ろを見ずにできるようになれるといいですね。
練習するときは前方回転受け身同様、真っ直ぐ回転することを心がけましょう。
立ち上がる時も膝はできるだけ付かず、つま先から畳に付け一気に立ち上がれると綺麗に見えます。
この受け身はかなりの体力を使います。
長年合気道をやっている方でも、連続で行うのはキツいです。
自分を追い込むのも稽古のうちですが、最初は無理せず自分のペースで行いましょう。
●まとめ
この3つの受け身をマスターする頃には、合気道で必要な最低限の筋肉はついてきます。日々の練習が何よりも大切です。
さて、一人でだいたい受け身ができるようになったら、技の中で受け身の練習をしましょう。
最初は上級者にゆっくりと技をかけてもらいながら、自分のタイミングで受け身をとってみてください。
最初から受け身が上手い人なんていません。
日々の稽古の積み重ねで、上手くなっていくのです。
継続は力なり。
それでは、今日はここまで。
またお会いしましょう。
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