くぼじゅんすてーしょん

~のんびり営業マンの日常~

【オススメ小説5選】秋の夜長に読み耽ろ!

 

 

どうも、くぼじゅんです。

 

食欲の秋、スポーツの秋、勉強の秋、etc…

秋といえば夏の暑さも少し落ち着き、過ごしやすい気候の中

スポーツや勉強に打ち込む方が多いのではないでしょうか。

 

僕はやっぱり読書の秋です!

 

高校生の時に読書の面白さに気付き、それ以来

小説をメインにいろんな本を読んできました。

 

今回は私が読んで衝撃を受けた、感動した小説を、紹介していきたいと思います。

 

①『告白』/湊かなえ

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あらすじ

「愛美は死にました。しかし事故ではありません。このクラスの生徒に殺されたのです」我が子を校内で亡くした中学校の女性教師によるホームルームでの告白から、この物語は始まる。語り手が「級友」「犯人」「犯人の家族」と次々と変わり、次第に事件の全体像が浮き彫りにされていく。衝撃的なラストを巡り物議を醸した、デビュー作にして、第6回本屋大賞受賞のベストセラー。

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まさに衝撃のラストでした。

娘を教え子に殺害された女性教師の告白。

ページが進むにつれて明らかになる、犯人の心情や事件の真実。

イッキ読み必至です!

 

僕がこの本を読んだのは高校1年生春でした。

読み始めてからは止まらず、通学の電車の中、休み時間など

ちょっとした合間にページを開いていました。

そして読み終えた後の興奮。。。

読書初心者でも読みやすい、オススメの一冊です!

 

②『地下鉄に乗って』/浅田次郎

 

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あらすじ

永田町の地下鉄駅の階段を上がると、そこは30年前の風景。ワンマンな父に反発し自殺した兄が現れた。さらに満州に出征する父を目撃し、また戦後闇市で精力的に商いに励む父に出会う。だが封印された“過去”に行ったため……。思わず涙がこぼれ落ちる感動の浅田ワールド。吉川英治文学新人賞に輝く名作。

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「地下鉄」と書いて「メトロ」と読みます。

現代と過去を往来する主人公が見た、父の本当の姿とは...。

感動の一冊です。

私が誰かに本を勧めるときは、必ず紹介します。

移り変わる主人公の心情や、地下鉄の描写がとても美しい。

 

私が読んだのは大学1年生の時でした。

本当の幸せとは?愛とは?

いろいろ考えてしまいましたね。

  

『ツナグ』/辻村深月

 

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あらすじ

一生に一度だけ、死者との再会を叶えてくれるという「使者」。突然死したアイドルが心の支えだったOL、年老いた母に癌告知出来なかった頑固な息子、親友に抱いた嫉妬心に苛まれる女子高生、失踪した婚約者を待ち続ける会社員ツナグの仲介のもと再会した生者と死者。それぞれの想いをかかえた一夜の邂逅は、何をもたらすのだろうか。心の隅々に染み入る感動の連作長編小説。

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こちらも感動の一冊です。

もし亡くなった人に一度だけ再会できるとしたら、

誰に会いたいか。

またもし自分が死んだあと、誰かが会いに来てくれるなら誰がいいか。

 

家族か恋人か、はたまた親友か。

 

自分の立場に置き換えて読んでみると、

想像が膨らみますね!

 

『夜は短し歩けよ乙女』/森見登美彦

 

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あらすじ

 

「黒髪の乙女」にひそかに想いを寄せる「先輩」は、夜の先斗町に、下鴨神社の古本市に、大学の学園祭に、彼女の姿を追い求めた。けれど先輩の想いに気づかない彼女は、頻発する偶然の出逢いにも「奇遇ですねえ!」と言うばかり。そんな2人を待ち受けるのは、個性溢れる曲者たちと珍事件の数々だった。山本周五郎賞を受賞し、本屋大賞2位にも選ばれた、キュートでポップな恋愛ファンタジーの傑作。

 

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読後の爽快感が味わえる一冊です。

登場人物がみんな個性豊かで、全く飽きません!

今年の4月にアニメ映画化され、星野源さんが声優を務めていましたね。

 

僕がこの本に出会ったのはつい3か月くらい前です。

映画化されて間もない頃、書店で森見登美彦フェアをやっていた時に

手に取りました。

独特な言い回し、語り口調で最初はとっつきにくい感じがしたのですが

慣れてくると癖になってしまいました!

最近は森見登美彦さんの作品ばっかり読んでます笑

 

⑤『東京島』/桐野夏生

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あらすじ

清子は、暴風雨により、孤島に流れついた。夫との酔狂な世界一周クルーズの最中のこと。その後、日本の若者、謎めいた中国人が漂着する。三十一人、その全てが男だ。救出の見込みは依然なく、夫・隆も喪った。だが、たったひとりの女には違いない。求められ争われ、清子は女王の悦びに震える──。東京島と名づけられた小宇宙に産み落とされた、新たな創世記。谷崎潤一郎賞受賞作。

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最後は一味違った衝撃を感じた一冊です。

無人島に漂着してしまった者たちのサバイバルと、男たちを狂わせる

清子の存在。

欲望と愛憎が渦巻く無人島で何が起きるのか、楽しみにして読んでください!

 

僕がこの本を読んだのは大学3年生の時でした。

読み始めた時の感想は「清子全然清くないじゃん」でした笑

 

人間、極限状態になるとこんなにも狂ってしまうものなのかということが

分かる一冊です。

もし僕が無人島に漂着してしまったら…たぶん、3日も持ちませんね笑

 

以上、前回から引き続き5冊の小説を紹介しました!

気になる本はありましたか?

是非秋の夜長に読んでみてください!

 

因みに、今回紹介した作品は全てアニメや実写で映画化されています。

内容は興味あるけど、読書はちょっと…という方は、

映画でストーリーを楽しむのもいいかもしれません。

この中で僕が好きな映画は『告白』です。

大々的にデビューする前の芦田愛菜ちゃんも出演していますよ。

 

では、今回はここまで!

 

またお会いしましょう!