おススメ小説について語る『陽気なギャングが地球を回す』/伊坂幸太郎
どうも、くぼじゅんです。
今日はおススメの小説を紹介します!
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『陽気なギャングが地球を回す』/伊坂幸太郎
●あらすじ
市役所で働く成瀬、喫茶店主の響野、20歳の青年久遠、シングルマザーの雪子たちの正体は銀行強盗。現金輸送車などの襲撃には「ロマンがない」とうそぶく彼らの手口は、窓口カウンターまで最小限の変装で近づき「警報装置を使わせず、金を出させて、逃げる」というシンプルなものだ。しかしある時、横浜の銀行を襲撃した彼らは、まんまと4千万円をせしめたものの、逃走中に他の車と接触事故を起こしてしまう。しかも、その車には、同じ日に現金輸送車を襲撃した別の強盗団が乗っていた。
伊坂幸太郎さんの爽快感あふれる、強盗アクション小説です。
なんといっても、登場人物のキャラが濃い!笑
軽快な会話、ひりひりするような展開、壮絶な伏線回収と、読者を一秒も飽きさせない
作品です。
本作は「陽気なギャングシリーズ」の第一作です。
現在は全3作発表されています。
他の2冊は未読ですが、これからどんな展開になるのか楽しみです。
何作か伊坂幸太郎さんの作品は読んでいますが、ユーモアのセンスが本当に良い。
さりげない会話の中にも、読者をクスッとさせるような仕掛けが施されています。
テンポもよく、イッキ読みできる一冊です!
●Amazonレビュー
評価:★★★★★
衝撃的なびっくりではなく、「あ、なるほどねー」とニヤニヤする程度のびっくりが癖になる。
何回か読み返しても大体読後の面白かった感が同じ。
とはいえ銀行強盗は出てくるし人も死ぬし、もっと殺伐としてしまいそうなものなのに、そうはならない不思議。
または作者の技量の素晴らしさ。
関係ないけど響野さんと祥子さんはビジュアル的には漫画「キャッツアイ」の主役の二人なイメージ。
評価:★★★★★
銀行強盗という後ろめたくなる物騒な題材を、きわめてコメディタッチで描かれている。登場人物の会話は読んでいて楽しくなる。終盤の展開には痛快さがあり、読み終わったあと清々しくなった。銀行強盗の仲間に入りたくなった (笑 一冊大して長くなく、自分にはいい分量だった。
●まとめ
伊坂幸太郎さんのファンはもちろん、爽快な読了感を味わいたい方にもおススメな一冊です。
是非読んでみてください!
それでは、今日はここまで。
またお会いしましょう。