くぼじゅんすてーしょん

~のんびり営業マンの日常~

『夜は短し歩けよ乙女』レビュー  

 

どうも、くぼじゅんです。

 

今日はおススメの映画について書いていきます。

 

●『夜は短し歩けよ乙女』

 

 

あらすじ

クラブの後輩である“黒髪の乙女"に思いを寄せる“先輩"は
今日も『なるべく彼女の目にとまる』ようナカメ作戦を実行する日々を送っていた。
空回りし続ける“先輩"と天真爛漫に歩き続ける“乙女"。
京都の街で、個性豊かな仲間達が次々に巻き起こす珍事件に巻き込まれながら、不思議な夜がどんどん更けてゆく。
外堀を埋めることしかできない“先輩"の思いはどこへ向かうのか! ?

 

2017年4月7日公開の、森見登美彦さん原作のアニメ映画です。

監督はマインド・ゲーム』や『ピンポン THE ANIMATION』などを手がけてきた

湯浅正明 さんです。

 

 

 

●この映画の見どころ

 

 

この映画の見どころは、すれ違う二人の関係と、乙女の魅力です。

 

「先輩」と「乙女」のそれぞれの視点で進んでいく物語は、様々な場面ですれ違い、

笑いともどかしさを演出しています。

マイペースに世界を歩き回る乙女に必死に追いつこうとしている先輩。

あらすじにある「なるべく彼女の目にとまる作戦(ナカメ作戦)」は実際にやったら

ストーカーで訴えられますが、彼女を追うことで彼の身に起きるハプニングには

笑をこらえきれません!

 

そんなストーカー先輩を無意識に躱しながら世界を進む少女にも、様々なハプニングが襲い掛かります。

しかし、どんなハプニングにも彼女は動じません。持ち前のポジティブ思考で周りの登場人物を巻き込み、どんな山も乗り越えていきます。

 

乙女の魅力は筆舌に尽くしがたい!

 

そんな彼女と先輩の世界が交わる時、いったい何がおきるのか…。

ぜひご自分の目で確かめてください!

 

また原作独特の情景描写も、彼ら自身の‘‘語り‘‘となって盛り込まれています。

普通の映画であれば、原作小説中のいわゆる‘‘地の文‘‘なんか、役者や声優に語らせないですよね。

 

しかしこの作品ではあえて登場人物が自らの状況をこの上ないほど冷静に分析し、言葉巧みに語っています。

 

この原作独特の森見ワールドを、湯浅監督は彼らを上手く使い表現しています。

原作を読み込んでいる森見ファンには嬉しい演出ですね。

 

さらに今作よりも前に森見作品でアニメ化している『四畳半神話大系』のキャラクターも登場します!

所々に『四畳半神話大系』のキーアイテムやキーマンが出現するので、探してみるのも楽しいんじゃないでしょうか?

 

 

 

●豪華な声優陣

アニメで気になることと言えば、声優ですよね。

自分の好きなキャラクターはどんな声なんだろうか、イメージ通りだろうか。

そんなことを考えながら見るのも、楽しいですよね。

以下は声の出演の一覧です。

 

先輩 - 星野源[3]

黒髪の乙女 - 花澤香菜[15]

学園祭事務局長 - 神谷浩史[15]

パンツ総番長 - 秋山竜次ロバート[15]

樋口師匠 - 中井和哉[注 2][15]

羽貫さん - 甲斐田裕子[15]

古本市の神様 - 吉野裕行[15]

紀子さん - 新妻聖子[15]

ニセ城ヶ崎 - 諏訪部順一[15]

プリンセスダルマ - 悠木碧[15]

ジョニー - 檜山修之[15]

東堂さん - 山路和弘[15]

李白 - 麦人[15]

https://ja.wikipedia.org/wiki/夜は短し歩けよ乙女#アニメ映画

 

先輩役は人気歌手の「星野源」さんです!

これはとても話題となり、様々なメディアで紹介されていましたよね。

乙女役は人気声優の「花澤香菜」さん!

変わり種はパンツ総番長役にお笑い芸人「ロバート 秋山竜次」さんですね。

僕は秋山さんだと気付かず、キャラクターの印象とも声があっていたので何の違和感もありませんでした。

スタッフロールをみてビックリしました笑

これは湯浅監督、名采配じゃないですか!!!

 

 

●まとめ

 

ストーリーと声優陣に焦点を当てて色々書きましたが、この映画は是非見てもらいたい

一作です。

観終わったら乙女のポジティブ思考に巻き込まれて、晴れ晴れした気持ちになっていることでしょう。

 

それでは、今日はここまで。

またお会いしましょう。