電子国家エストニア 驚きのシステム【話題のニュース】
どうも、くぼじゅんです。
今日は面白い記事を見つけました。
「エストニア」という国をご存知でしょうか?
2011年にEUに加盟した。北欧に位置する国です。
エストニアの首都、「タリン」には美しい街並みが広がり、観光客も年々増加しています。
僕もこの記事を読むまでは名前しか聞いたことがなく、場所さえも知らなかったです。
近年、このエストニアでの取り組みが世界中で注目されています。
行政手続きの99%がオンラインで可能
日本では役所に様々な手続きをしに行きますよね。
住民票を取りに行ったり、パスポートを発行したり…。
その際には指定の書類に記載して役所に提出しますよね。
パスポートだったら写真を撮って、書類に記載して、収入印紙を買って、ようやく発行!…と思ったらパスポートは手続き上、発行まで1週間かかりますと言われて…。
何かと時間がかかって面倒くさい!
しかし、エストニアではこんなことはありません。
実に行政手続きの99%が、オンラインで手続きできるそうです。
国政選挙へも、実際に投票場所には行かずにオンラインで投票が可能です。
また、銀行の口座管理、
自治体ごとに投票箱を設置して、多額の人件費をかけて投票、集計、開票を行う日本とは大違いですよね。
唯一、オンラインで手続きができないのは、結婚、離婚の手続きと、不動産売却のみだそうです。
個人情報の管理はIDカードで行われています。
専用の読み取り機をPCと同期させ、パスコードにて認証を行っています。
しかし、セキュリティ的な課題もあったようです。
IDカードとパスコードによって認証を行いますが、どちらも奪われてしまった場合
なりすましの危険があります。
実際、過去に選挙の際、このセキュリティの脆弱性が問題視されました。
便利な社会には対価がつきものなのか…。
確かに行政手続きがオンラインで行えるのは魅力的ですが、なりすまし被害にあった場合、便利さとは釣り合わないほどのリスクを負うことになります。
日本企業もこの先進的なシステムを導入したいと考えているようですが、
セキュリティはしっかり力を入れてほしいですね。
企業情報の漏洩だけならまだしも、消費者である僕たちの情報まで漏洩してしまったらシャレになりません。
それでは、今日はここまで。
またお会いしましょう。